教材について

プログラミング未来とは?

 

小学校の総合的な学習の時間の学習指導要領に準拠し、プログラミングを用いたSTEM/STEAM教育を実施することができる教材です。身近な生活や社会の問題を取り上げ、自身の実体験や実地調査、統計データ等を用いて問題を分析し、解決すべき課題を設定し、プログラミングを用いてその解決に挑戦します。
プログラミング用コントロールボックス、ブロック(台湾のGENIUS TOY TAIWAN社(通称:Gigo)製)、スタンダード資料(単元指導計画案、各時間の授業展開例、ワークシートなど)が全てセットになっています。



展開1:○○校区の信号機をつくろう

 

児童の身近にある信号機を中心に授業を展開することで、児童の実体験に基づく問題意識を出発点とし、問題の分析、課題の設定、課題の解決に取り組むことができます。(推奨:4~6年生)

 

展開2:便利で安全な自動車をつくろう

 

自動車の安全性の問題を取り上げ、便利で安全な自動車をつくる活動に取り組みます。交通事故の統計資料を読み取り、そのデータに基づいて課題を考え、プログラミングも用いつつ課題解決に取り組みます。(推奨:5・6年生)


プログラミング用コントロールボックス

「micro:bit」と「Arduino」の2種類が用意されており、学校のパソコンやタブレット、ネットワークの環境などの状況に応じて選択することが可能です。

「micro:bit」モデル
「micro:bit」が使用できる専用のコントロールボックスと、「MakeCode」を用いたプログラミングを実施することを想定したスタンダード資料が用意されています。MakeCodeに追加できる未来シリーズオリジナルブロックが用意されています。
※ micro:bit v2対応
※「Arduino」モデルは別途お問い合わせください。


「東京学芸大こども未来研究所」監修

 

 プログラミング未来は、東京学芸大こども未来研究所のSTEAM教育プロジェクトが監修しています。未来シリーズという、学校向けのSTEM/STEAM教材の1つです。

 STEAM教育とは、Science( 科学 )、Technology( 技術 )、Engineering( エンジニアリング )、Arts(アート・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字を取り、これらの分野を横断的・総合的に進めていこうとする教育です。

未来シリーズについて

 

 未来シリーズとは、学校の教科の中でSTEM/STEAM教育を実践するために開発された教材です。台湾のGigo社製のブロック、スタンダード資料(単元指導計画案、各時間の授業展開例、ワークシートなど)がセットになっています。

 同シリーズには、プログラミング未来のほかに、中学校技術科向けの「TECH未来」、小学校理科向けの「サイエンス未来」(開発中)があります。